画像引用元:死にあるき(了子)
黒須家という資産家の当主が事故で命を落としてしまってから、
画像左の主人公・朱鷺子(ときこ)さんが原因なのか?次々と不幸が連鎖するように家族内で犠牲者が増えて行き、
その中で偶然なのか事件なのかを探っていくお話です。
朱鷺子(ときこ)さんがいかにも犯人に見えますが、見る限りでは偶然としか思えませんし、
黒須家の人々も疑心暗鬼になって命を落とすパターンを連発するハードな展開ですが、
その中で気になったのは画像右の美雪姐さんだけが朱鷺子さんをまだ妹として見ていたりと平常心を保っていたことです。
警察では解決できないので、カウンセラーやフリーライターが登場して新たな展開が始まりますが、
朱鷺子さんの不幸パワー(?)は果たしてどう解釈されるのか、そして本当は事件なのか。
それにしてもふたりとも職業柄なのか不敵な笑みを浮かべるひとくせもふたくせもあるようです。
さて、個人的には朱鷺子さんが養女という立場から何らかの協力者がいるのでは?と予想していますが、
白い車(彩子姐さんを撃破した?)が若い刑事さんをはねかけたのはミスリードかしら?
資産家家族が財産をめぐって命のやりとりをするのはあるあるですが、
まだ先が見えてきませんので、謎解き要素が楽しめそうです。
とにかく、感情が欠落している朱鷺子さんのキャラに惹かれました。
彼女の言うとおり、サイコパスかも知れませんがマンガなら中二病要素で昇華できます。
黒須家の人々とのやりとり(特に家族が犠牲になった過程)を見て、人としての価値観があまりにも違うのが興味深かったです。
ところで、「ときこ」で変換すると、武装錬金の斗貴子さんのほうが優先されて変換されるのは内緒ですよ!?
(1巻までの感想になります)