ミニマリスト御用達の私服の制服化はいつも一番の服を着るという考えと、
服は多く持つとタンスの肥やしになってしまうので素晴らしいアイディアだと思う。
しかし、ずっと同じ服を着ると気持ちが切り替えられない欠点があるからね。
だから季節ごととかスイッチを変えるために僅かに持っておくなど応用編もある。
要は極端な事をせずにやれば心が貧しくなるということはないということだ
(本当にファッションに興味がない人のみ着る服を固定し、効率化を図るのは良いだろう)。
ところで、着る服を考える決断疲れを少しでも解消するためを目的としているけど、
ロールモデルにもなっているジョブズ氏やザッカーバーグ氏は例外として、
多くの人はまずそこまで重要な選択肢をしているだろうか。
上の応用編の繰り返しみたいになるけど、確かに悩む疲れを少しでも解消するのも良いけど、
まず楽しみながらやる事を忘れないでほしいんだよね。修行みたいにこれしか着ない!みたいな考えだと、
ファッションに興味があるないうんぬんより、飽きちゃって精神的に疲れちゃうと思うんだ。
何て言うかな?発信している時点でやってますアピールの方が目的化していないかってこと。
否定したいわけじゃなくて、本当にやっていて自分に合っているかなと、
実践した上で便利だから皆に教えたい!と思っているかどうか。
それがやっています自慢が目的の方が強く出ていないかどうかなんだよね。
選択肢を固定化するなら確かに選ぶ必要がなくなるけど、
今回で言えばファッションに関しての考えをやめるってことだからね。
問題は毎日同じ服を着てまで他に優先したい事があるのか、本当に必要なのかってこと。
そこまで重要な事は稀にしかないと思うけどなあ、だからアピール目的に見えちゃうんだけどね。
少しまとめよう。
- 毎日同じ服なら服を選ぶ必要がなくなるのでファッションで悩むのが解消される。
- タンスの肥やしをなくす事ができる。
- 着る服による気分転換ができないので、やはりいつも一番の服というわけにもいかなくなる。
- 服を制服化してまで優先してやる事とは?ジョブズ氏の真似、アピール目的に見える要因のひとつである。
- ファッションに全く興味がないなら固定化による効率化は理想のスタイルと言える。
- 結局は季節ごとや3種類くらいまでに押さえて着回すのが現時点でのベストアンサーだろう。
ミニマリズムの本質・効率の最大化だけど、少数精鋭でまとめた事でファッションを選ぶ事をやめて何を最大化するのか。
まさか自己顕示欲だけを最大化させてないだろうか。何のためにやるのか目的を改めておいてから実践しても遅くはないはずだ。
ちょっと批判寄りの話になっちゃっているけど、意識高い系の人がこれを実践して、
自己顕示欲が最大化されてしまって誤解を受されているっていうのかな?
重ね重ねだけど、目的がはっきりしていないと、やっぱりアピールしたいだけにしか見えないと。
何にせよ、僕の現時点での私服の制服化による答えは便利だけど難点もあり、
ファッションに対する考えを固定化してまでやりたい目的をしっかりしておかないと、
それこそ思考の停止だということで、何のための効率化なのか意味がなくなってしまうということ。
自戒の意味を込めて。